三年 「わたしたちのくらしと商店」の 総合学習
−商店は社会の扉を開く−
小林聖心女子学院小学校 森本 幸一
1996年度,三年生の社会科にある「わたしたちのくらしと商店」の単元で,
体験したことを総合的に扱う授業を計画し,実践した。
そのねらいは,人間によってつくりだされた世界を,衣食住という生活の一番
基本的なところで社会のしくみに入り込むことにより,単なる傍観者としてでは
なく(生産者,販売者,消費者の枠を越え),私達をとりまく社会を直接肌で実
感することだった。そのためには,実際の商店での体験が(ほんの少しの機会だ
が),私たちが暮らしている世界の原理,その出発点となる知識を身につけ,
新しい思いでこの世界を見ることができるようにさせてくれるのではなかろうか
と考えた。
そしてこの体験を通して,自分の住んでいる世界のおおよその見通しがつき,
深く知ろうと思えば知ることができる,そのようなことが確認できればと願った。
ただ心配だったことは,この学習を総合的に扱うあまり,学習していること
のねらいがぼけ,単なる校外学習になってしまわないかということである。
そのため,社会科を核に,総合的に,関連的に学習しながらも,各教科のねら
いを明確に持ちたいと思った。
1) 総合学習「私たちのくらしと商店」の国語を中心とした展開計画
(社会,国語,算数,図工,英語,学級活動)
その計画(初めての実践なので,実践しながら作っていった)は,次の通りである。
日時・配当教科 |
社会,国語,図工,学級活動,算数,英語 |
|
*10月8日(火)2〜4限 |
小林の商店調べ ・どこにどんな店があるのか調べ絵地図に記録する。
|
|
10月11日(金)3限(国語) | ・どこの店に見学にいくか(1店 4人)分担する。 | |
10月14日(月) (社会) | ・どんな観点で見学するか考える。またその答えの予想をする | |
*10月15日(火)2〜4限 (社会、国語、学級活動) 10月の第3〜4週 4時間 (図工) 2時間 (社会) 2時間 (算数) |
−小林の商店街のお店で−1回目 ・店の数を衣・食・住・その他の四つに分けて棒グラフに表し、数量的に特徴をつかむ |
|
10月18日(金) | ・遠足(明石の魚棚) 他の商店街も見学し,知識を広げる |
|
10月22日(火) 2時間(国語、学級活動) 10月23日(水)(国語) 10月24日(木) 2時間(国語) |
・お店の大切にしていることを短くまとめる(簡潔に 例 新鮮くだもの,どこよりも安い,センス抜群等) ・お店新聞作り |
|
|
<道案内「そこに行くには」で道案内の方法を知る> お店新聞づくりのつづき |
|
10月28日(月)1時間(英語) | ・英語でその店までの道案内ができる | |
10月29日(火)1時間(国語) | ・お店新聞と絵を仕上げる | |
※10月29日(火)2〜4限 (社会、国語、体育) |
−小林の商店街のお店で−2回目 ・お店の絵をはったりお店の新聞 を作って配ったりする 他の店の様子見る・英語でその店までの道案内ができる | |
10月30日(水)2時間 (社会、国語) |
2回目の体験学習と今までの学習のまとめ それぞれのお店の「工夫・自慢・大切にされていること」と 「苦労されていること」を比べてその特徴をつかむ「おうちの人の買物の工夫」とお店の工夫を比べて,大切なことをつかむ |
|
10月31日(木)2限 国語 | ・「お店での体験をして学んだこと」 それぞれのお店の「工夫・自慢・大切にされていること」を 比べて,「商店」の特徴をつかむ,学んだことを自分の生活に生かす |
|
11月1日(金)2時間 (国語) | ・これまでの学習を振り返り作文する | |
11月22日(金) (放課後) | ・お世話になったお店に、お礼と仕事の労を労う手紙を書き届ける |
・動きのある店の様子を詩にも表現するように意識づけしておく(音やにおい)。
(国語 詩「ふしぎがいっぱい」)と関連させて
・見学するときは,社会,国語,学級活動,体育各1時間を使って行う。
国語作文教材(学図)「わたしの住む町」の単元でこれらを扱う 合計14時間
<ゆり組担任−大屋 社会−原田 図工−北谷内 英語−石崎>
2) 商店街の方々への依頼
計画を立てた段階で,果たして小林商店街のお店の方々が受け入れて下さるか
大変不安だったが,会長さんを始め,多くの方々のご協力を得,衣・食・住・その他
合わせて合計二十二のお店に,四人ずつ見学,お手伝いをさせていただくことにな
った。
<そのときの,文書(受け入れ決定後,その趣旨説明のために作ったもの)>
小林の商店街の皆様へ (セールス・ポイントやキャチフレーズなど)や・苦労されていることなどをうかがう。 このような学習の計画を考えています。 |
3) 授業の実際
まず最初は,十月の初めの小雨の降る日。小林の商店街にはどこにどんなお店が
あるのか,調べに行った。二百以上もあるお店の中でクリーニング店や美容院が目
につき,「この町には,きれいずきの人達が住んでいるんだ。」という子どもがい
た。子どもらしい発想だ。
次に,行く店の希望をとり決定。パン屋さんや,ペットショップに人気が集まり,
しぶしぶ他の店に移った子どももいた。お世話になったお店は,次の通り。
小林の商店街(しょうてんがい)で見学させていただけるお店
1.衣(青)---着るもの
・洋服(ようふく)屋さん 「アトリエ あい」
・クリーニング屋さん 「第一ドライ」
・ふとん屋さん 「アダチふとん店」
2.食(ピンク)---食べるもの
・手作りの豆ふ屋さん 「安心堂(あんしんどう)豆腐(ふ)店」
・和菓子(わがし)洋菓子(ようがし)屋さん「庄松(しょうまつ)」
・お肉<精肉(せいにく)>屋さん 「まつ屋」
・お酒(さけ)とお米の店 「吉岡酒米店」
・パンとケーキの店 「リトル・マーメイド」
・食料品(しょくりょうひん)の店 「フードショップいまい」
・和食のお店 「お食事処(どころ)いずみ」
・喫茶(きっさ)店(お茶を飲みながら休む所)「きっさ リー」
3.住(緑)---住(す)まい<家>と関係あるところ
・くぎや鉄などを売る店 「小林金物(かなもの)店」
・鍵(かぎ)などを作っている店 「アーチ工房(こうぼう)」
・ふすま屋さん 「−光堂(いっこうどう)」
・お花屋さん 「ガーデン 87」
・自転(てん)車屋さん 「誠(まこと)サイクル」
・薬(くすり)屋さん 「セガミ薬局(やっきょく)」
・写真(しゃしん)・写真撮影(さつえい)の店 「フォート 80」
・電機(き)屋さん 「フカダ電機」
・CD(シーディ)屋さん 「CD 01」
4.その他<サービス業(ぎょう)など>(黄)
・美容院(びよういん) 「ロレアルサロン ジョイフル」
・ペットショップ 「ドッグサロンチロル」
・「 」内は,店の名前
・( )の中の色は 仕事の種類により色分けするための色
ただし,このような分類でよいかは,検討中
十月十五日火曜日。快晴。
お店で聞いたり,調べたりすることを考え,いよいよ自分のお店に行く日が来た。
失礼なことを言わないか,危険なことはしないかなど私たち教師の心配をよそに,
一時間半程の見学・お手伝いの間で,子ども達はずっと前からそこのお店の人達と
知り合いでもあったかのようになっていた。二週間後,もう一度来ることを楽しみ
にしながら集合場所に帰ってきた。お肉のぶらさがった大きな冷凍庫のあるお肉屋さ
ん,お酒屋さんの気さくなお兄さん,喫茶店でのランチづくり,クリーニング店で
のアイロンの名人の話等,目を輝かせて話していた。こうして,気がつくと,子ども
達は,それぞれ自分がお世話になったお店が一番好きになっていた。
ふすまやさん |
おまちしております すみません |
さてその後,学校ではそれぞれのお店の様子を絵に描いたり,見学のまとめ
(・お店で大切にしていること ・苦労していること等)をしたり,お店新聞を作っ
たり,小林駅からそれぞれのお店までの道案内を英語で練習したりと大忙し。
しかし,その忙しさを,子供達は楽しんでいるかのようだった。
お店の「大切にされていること」
お店の名前 |
お店で大切にしていること |
1,衣(青) 着るもの | |
A,クリーニング屋さん 「第一ドライ」 |
いつも親切ていねいでピカピカに洗濯いたします。 |
B,ふとん屋さん 「アダチふとん店」 |
ふわふわふとん安くてゆったりねむれるふとんはアダチふとんへ |
2.食(ピンク)---食べるもの | |
Bお肉屋さん 「まつ屋」 | 安くてぜったいおいしいお肉は松やのお肉 |
Dパンの店 「リトル・マーメイド」 |
やきたてパンを食べたなら人魚気分で海の中 |
E食りょう品 「フードショップいまい」 |
新せんな食べ物が元気にあいさつ |
Gきっさ店 「きっさ リー」 |
おいしいコーヒーつくっています。くつろぎの店 |
3.住(緑)---住(す)まいと関係あるところ | |
Bふすま屋さん「−光堂」 | 一番光るようなふすま・かけじく作ります、直します |
D自てん車屋さん 「誠(まこと)サイクル」 |
どんな自転車でもしゅうりして乗りごこちをよくするまことサイクル |
Eくすり屋さん 「セガミ薬局」 |
いいものずらり!子どもからお年よりまで使える品物売っています |
F写真やさん 「フォート 80」 |
子どもはえ顔、大人はすてきにおとりいたします |
4.その他<サービス業(ぎょう)など>(黄) | |
@美よういん 「ロレアルサロン ジョイフル」 |
ここに来たら楽しくなるよ,むりょうでお顔のマッサージ美人になって帰れるよ! |
後で気づいたのだが,それぞれのお店が一番大切にし,そのお店の魂・心でもあ
るようなものは何かをつかむ学習「キャチ・フレーズ」づくりは,この体験学習を
単なる校外学習に終わらせないための重要な鍵(キー)であったと思う。そして,
それがはっきりすることにより,お店をみる眼(視点)も確かなものとなってい
くのではないだろうか。
十月二十九日火曜日。今日も快晴。 さて,いよいよ二回目の見学・お手伝い。
この日は,大勢の保護者の方々にも,その様子を見て頂いた。
自分の作った十枚のお店新聞を店頭で配ったり,駅でお母様方を案内したり,
店で品物を並べたり,レジを打ったり。子ども達の手つきと動きは,いつのまにか
自然なものになっていた。また,今回は,他のお店も見学してよいことにしていた
ので,子どの達は好奇の目をして動き回っていた。
商店街の方々の子ども達を見る目も,不安な表情から,にこやかな表情へと変わ
っていった。事故もなく終えることができ,ほっと一安心。
後日,保護者の方々のこの体験学習についての感想とお礼の言葉を載せたプリント
や,お店ごとにとった写真を届けた。
これで これらの学習は,終了する予定だったが,さらに,二月の読書会に向け
てお店の体験をもとに,少し空想を交えながら絵本づくりをすることになった。
お話のストーリー作りから,それにあった絵をかき,表紙をつけること等,三学
期の二十時間ほどの学習を粘り強く行った。全員が自分の絵本を完成したときの
子ども達の表情は,輝いていた。そして,絵本作りが進めば進むほど,熱心になっ
ていった子ども達の姿に感動した。
読書会当日,作り立ての絵本を,保護者の方々とみんなでにこにこ顔をしながら
読み合った。モルモットが夜中に美容院に来て,お手伝いをする話,お花屋さんの
愛犬と不思議な花が泥棒を捕まえるお話,形の悪い果物が,自分も何か役に立ちた
いと願う話等々,実にユニークで楽しい絵本となった。
これらは,きっと子ども達の大切な宝物となるだろう。勿論,この絵本は,
二月下旬,お店の方々にも読んで頂いた。
あるお店の方からの次のようなお手紙を頂いた。
「○○店へおこしくださった皆さま,初日のアンケートから,お手伝い,
ポスター,絵本作りまでご苦労さまでした。とても熱心で礼儀も良く,何よりも
努力して最後までやり通された事に大変感心いたしました。…あなた方が一生懸命
がんばって下さったように,私達もこれから新たに頑張りたいと思います。…」
子ども達とともに貴重な学習をさせて頂いた,小林商店街の皆様に心から感謝し
たい。
商店でがんばる子どもたち
4) まとめとして−−「商店は社会の扉を開いてくれる」
世界各国には,ルドルフ・シュタイナーの創設したシュタイナー学校が数多くある。
そのシュタイナー学校では,3年生で「生活科」の授業がはじまる。ドイツ語で
Sach(ザッハ)-unterricht(ウンターリヒト)といい,直訳すると,物の授業,事物
の授業といえようか。
この授業は,1年生の手芸の授業からつながり,物をつくるということの始めか
ら終わりまでを子どもなりに見通せるような授業がなされている。
私たちの身の周りには,実にさまざまなものが,溢れています。しかし,
それは全部人間が作りだしたものです。それらの物を,ただあそこにある,ここにも
あると見ているだけの傍観者であってはいけない。直接肌で強く実感しなければいけ
ない。たとえば,子どもを連れてスーパーマーケットへ買い物にいけば,そこには
食べ物がきれいに包装されておいてあります。あるいは自動販売機にお金を入れれ
ば,何かがポンと出てきます。…またあるいは,今のこの家は手狭になったからマン
ションを買おうと相談がまとまります。やがて手頃なものがみつかって,気にいれば
決めます。そしてある日,そこへ引越していきます。こういうとき,小さな子どもに
とって,新しいマンションはいきなりできあがって眼の前にあらわれる。
買い物にいけば,全部できあがっている食料をそこに見るわけです。しかし,その
ように完成するには,その裏側でいったいどんな人間の労働が支えているのか,
ということについて,私たちはおおよその見通しがつけられるようでなければいけ
ません。その見通せる眼というものを,子どもが徐々に身につけること,これが生
活科の目的です。1)
その具体的なエポック授業(2,3週間ほど連続で集中的に行われる授業)と
して,たとえば,家つくり,パン屋さん,商店などがあるが,ここでは,パン屋さん
と,商店のエポック授業について書いてあることを引用してみたい。
知り合いのパン屋さんにあらかじめお願いしておきます。全国にチェーン店を
出しているような大きな会社ではなくて,なるべく小さな家内工業的なパン屋さんに
お願いします。一クラスを七,八人ずついくつかのグループに分け,そのグループ
ごとにひとつのパン屋さんに出入りするようにします。小麦の収穫までのところは,
後の園芸のエポックでやりますから,ここでは収穫された小麦粉を粉にひくあたり
からはじめます。粉をひいたらこね,こねたらねかします。またこね直します。
つぎにパンの形にして焼きあげます。そして焼きあがったら数をかぞえてお店に
出荷します。こういうプロセスを,パン屋さんのところで経験してくるわけです。
お店やさんのエポックのときも,もちろん小さいお店へいきます。八百屋さん
でも文房具屋さんでも本屋さんでも,なんでもいいのですが,そこでは商品を実際
に売って,そのお金を記帳し,確認するということまでやります。2)
こんなふうにしてたいへん素朴なかたちで,ひとつは自分たちの住む家をつ
くる,ひとつは食べ物をつくる,ひとつはつくられたものを売る,ということを
やってみる。それは,子ども達が衣,食,住という生活のいちばん基本的なところ
で社会のしくみにはいりこみ,「徐々に自分の住んでいる世界を知ることであり,
物事の裏側にはいろうと思えばはいれるのを確認できる」ようにするためである。
そうすることによって,「自分はこの世界を知っているのだという感情が生みだ
され」,「後に自分を人間として世界に送りこむときの安定した感情を生みだす」
と同時に「人間が自分の職業には属していない分野についても,このことに関して
は自分は以前,とても素朴なやり方ではあったが,その原理,その出発点となる
知識を,体験的に身につけたことがあるのだ,という感情を持っていれば,何で
も親しい思いで見ることができる」,という。3)
私たち3年生が実践したことは,実は,このようなシュタイナー学校の実践を
参考にしたものである。単なる傍観者,あるいは観察者として実際の商店に行く
のではなく,そこの仕事をほんの少しでも体験することによって,直接肌で実感
する,そんな学習ができればと願った。それは,言い換えると,消費者の立場で
商店を見るのではなく,自分たちの住んでいる世界の中で,一つの役割を担った
商店がどのようなことを,どんなふうにしているのかを体験的に気づき,そして,
その個々の商店を通して,私たちの住む社会,世界を垣間見ることができればと
願ったのである。まさに,商店は,子ども達にとって「社会の仕組み,構造に気
づかせてくれる玄関口,扉」なのである。
小林商店街の方々の全面的な協力のお陰で,当初考えていたことは,勿論のこと,
それ以外にも実に多くのことを学ぶことができた。それらを観点別に整理すると
(学習のねらいと同時に,評価の観点にも繋がる),次のようになる。
(教科名は,主にその教科が中心となるという意味)
1.調べた項目を表にして比較し,それぞれのお店の特徴や共通点をつかんだ。
2.小林の商店街を歩き,その地図作りを通して,衣食住その他の商店の数を調べた。
それを表やグラフにし,数的にその特徴をつかむ学習をした。
(資料の整理による,資料の読み取り…社会科・算数科)
3.そこのお店だけの職人芸的なものを見つけ,そのお店の
「キャッチフレーズ(お店の大切にしていること)」をつくった。
(資料の関係づけ→創造性に富む堅実な思考力…国語科)
4.「お店に働く人の様子」を絵にしたり,「お店新聞」を作ったり,作文したり,
英語で駅からお店までの道案内をしたりして,そのお店の人になりきった。
(表現力…国語科・図工科・英語科)
5.人や物を通してこの社会(世界)に眼を開き,入り込めるようになっていった。
(社会性)
6.事実と空想を交えた絵本づくりを通して,自分の表現力を総合的に伸ばすこと
ができた。 (創造性に富む堅実な思考力 …国語科・図工科)
7.一連の学習で,粘り強く学習することを通して得られる,学習の楽しさを学べた。
(興味・関心・意欲・態度)
このように,これらの体験学習は,人間によって作られた商品とその流通という
社会への開かれた扉となり,その世界に入っていった子ども達は,上記のようなさ
まざまな力が,単なる切り売りの知識としてではなく,自らの意欲,意志により,
生きた場で,総合的に身につけられていった。
そして,このような学習は,この発達段階の子ども達にとって感性と知性を限りな
く広め,深める可能性を秘めていると言えよう。
【註】 1)2)3)
子安美知子著「シュタイナー教育を考える」P.151〜166 朝日文庫 昭和62年
【主な参考資料】
1.子安美知子著「シュタイナー教育を考える」 朝日文庫 昭和62年
2.臼井嘉一・宮原武夫編「わかる教え方 社会科3年」国土社 平成4年
3.溝上泰・片上宗二・北俊夫編「社会科授業を面白くするアイデア大百科
第19巻 情報処理能力を育てる資料活用のアイデア」 明治図書刊1996年
「自然の中で」の授業を通して
―共通感覚によって深められる感性と知―