2002年8月の全国大会を目指して
〜国際理解教育は長崎より〜
「長崎県国際理解教育研究会」は、在外教育施設への派遣教員を中心に「帰国教師の会」として1991年に発足し、今年で10年目を迎えます。現在、会員数61名平成13年度派遣予定者5名となり、在外における教育の成果と帰国後の実績を着実にあげつつあります。
その間、1997年8月の九州ブロック大会を契機に組織の充実と研究体制の確立を図り、来るべき2002年8月6日(火)7日(水)の全国大会に備えています。
ところで、会員が一同に会して情報を交換し、研究を深める機会は、地理的なハンディと、任意の教育研究団体の性格ゆえに、勢い、次に述べる会合が主となっているのが実状です。
○5月の総会、帰国歓迎会
○1月の国際理解教育セミナー
しかし、本年度で第3回となった「国際理解教育セミナー」に、派遣希望者のための時間を設定したことは、在外教育施設に関心を寄せる教員にとっては、貴重な学習の場となるでしょう。もちろん、総合的な学習の時間を視野に入れた「国際理解教育実践発表」は、実際に肌で国際理解教育を学び、実践してきた教員ならではの貴重な内容です。
さて、会を重ねるごとに本県国際理解教育の歩みを綴った会誌「でじま」は、今や9号を重ねています。先輩諸氏の夢と希望と汗の結晶が結実したこの会誌をめくるたびに、かつて在外教育施設を中心に学び、交流を深めた人、自然、文化の香りが漂ってきます。
自由・闊達・新種の気概、日本人であると同時に私たちは地球人であることの大らかさ。微力でも、国際理解教育とは何なのかを伝えていきたいものです。
2000年1月
長崎県国際理解教育研究会
会長 桑原 玄治
(長崎県長崎市立大園小学校 校長)