岡山県国際理解教育研究会 
大会報告ご挨拶
                    
第12回研究大会を終えて
          2005.2.18 於 倉敷ライフパーク
 
 年度末を控え,また,寒い中では御座いましたが,第12回岡山県国際理解教育研究大会倉敷大会を無事2月18日に倉敷ライフパークを会場にして開催することが出来ました。成績処理とか,研究のまとめとか,その他校務大変お忙しい中をご参加いただき誠にありがとう御座いました。改めてご参加いただいた各位に御礼を申し上げます。
 今年の研究大会は従来と形を少し変え,吉備国際大学の臼井洋輔教授の「東アジアの視点から見た私たちのくらしや生き方」と題してご講演をいただきました。視点を変えてみることの大切さとアジアの視点から日本をthinking backすることにより日本を見つめなおすことについてご示唆いただきました。午後は,ドイツやローマで孤軍奮闘してこられた栗崎・桜井両先生の海外教育実践発表として,それぞれのご勤務なされたハンブルグ日本人学校とローマ日本人学校でのユーモアあるなかにも厳しい海外での体験をご報告いただきました。
 そして,最後は皆様ご存知の片山主計先生によるワークショップで世界の現実理解として「アフガニスタンは今」と題して世界の現状をいろいろとお話いただき,戦争と平和,貧困と豊かさなど考えさせられる大変有意義なお話をいただきました。
 今回は以上のようにこの会の趣旨を前面に押し出した形態といたしました。また,会場内には世界各地で勤務された先生方の思い出の品々を展示するブースもたくさんあり,会場の雰囲気も国際的かつ,和やかなものになりました。ご出品いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。
 更に,当日は倉敷市教育委員会教育次長の渡辺先生をはじめとして福武教育振興財団の武先生など多数のご来賓の皆様のご臨席を賜りましたことを御報告させていただきます。本当にありがとう御座いました。
 また,今回の研究会開催にあたりまして,会場手配その他準備に奔走してくださった倉敷教育事務所管内の先生方及び会の運営に携わっていただいた役員の先生方に紙上からでは御座いますが厚く御礼申し上げます。
 
    平成17年2月21日
 
                         岡山県国際理解教育研究会
                         会長 赤松 康弘