国 際 理 解     第24号    2001年9月20日(2)

 平成13年度海外派遣教員を励ます会

  
平成13年3月10日(土)に上記の会が アークホテルで開かれました。当日は本会顧問で毎回出席いただき多大なご尽力を賜って おりました谷口澄夫先生の合同葬儀が武道館で行われ,本会からも数人が参列した関係で, 参加者は20人ほどのささやかな会となりま したが,派遣にあたっての決意や経験者のア ドバイスなどで熱のこもった会となりました。
 
 安達忠己先生は,新見市熊谷中学校からプラハ日本人学校校長として3月15日にはもう出発されるというあわただしい中ご出席くださいました。今回から管理職は 県に地域指定で要請があるそうで,平成11年6月には すでに内定していたということでした。派遣期間も2年が原則となり,勤務態度や本人の希望などから,3年そして4年に延期となって, 校長の権限が大幅に強化されたそうです。プラハからもそのあたりを含めて色々な 情報をいただけるそうです。


   細川博資先生は,岡山市高松中学校からハンブルグ日本人学校に派遣されます。5年生と3年生の男の子を始めその下にも男の子と女の子がいて日本人学校と幼稚園に大いに貢献されます。初めての小学校4年生担任で両隣は我が子のクラスなのでプレッシャーを感じておられました。マイナス25にもなる冬のための服装や風邪対策も心配だ  そうです。でも治安や環境に恵まれた赴任先に喜んでおられました。


 戸井道彦先生は,岡山市中山中学校からマナウス日本人学校に派遣されます。1年後の派遣でなく1月にすぐ決定になったということで,マナウスがアマゾン川の流域都市だと知って驚いたそうです。実は,奥さんが採用試験に合格し4月から正式教員になる予定だったので,本会でも何とか帰国後の採用を要請していこうと考えています。

三村喬士先生は,笠岡市北川小学校からデトロイト補習校に派遣されます。教材準備や指導案作成など現地採用教員の指導にあたり,土曜日にのぞむそうです。デトロイト補習校は3人の派遣教員でもう一人も岡山出身の中川先生ですので,張り切っておられました。
 

 今回の壮行会には地元での送る会が重なって参加できませんでしたが,もうおひとり新家道正先生が,新庄村新庄中学校からボンベイ日本人学校に派遣されます。
 全員の先生そしてご家族の皆様のご健康とご活躍をお祈りいたします。