2003.4.23
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三村 忠 in バンコク
 
 みなさんお元気ですか。先生は元気にがんばっています。新しいクラスもスタートして,1週間になります。今年も先生のクラスの学級目標は,「一人はみんなのために みんなは一人のために」にです。みんなの学校でできたように,今年もこの目標ができるクラスをめざしてがんばります。
 さて,みなさんは家庭訪問も終わり,本格的に学習がスタートしたと思います。クラスの友達の名前も覚えたでしょうか。友達のことを考えて,よいクラスをつくってください。今回は先生の働いているバンコク日本人学校のことを書きます。たくさんあるので,今回は第一弾です。
 
 この写真を見てください。中庭があって,その周りを囲むように校舎が建っています。つまり,校舎は真四角になっているのです。それだけではありません。中学生が勉強している校舎も廊下でつながっています。小学校は校舎が4階建,中学校は5階建になっています。とにかく大きな学校です。それもそのはず,子どもの数は小学校だけでも1600人,中学校を会わせると,1900人ぐらいいます。だから教室もいっぱいあります。職員室も図書館もパソコンルームもみんなの学校の3倍ぐらいあります。とにかく大きな学校です。先生も迷子になるほどです。
 この写真は先生の教室です。縦より横が広く,みんなの学校より,少し大きな教室です。でもあまり変わらないと思います。違うところは,クーラーがついていることです。タイは1年中夏です。今が一番暑くて,日中は35度ぐらいあります。こんな中では勉強になりません。ですからクーラーがついているのです。そう,右の写真のようなクーラーが教室に2つついています。とてもよくきき,寒いぐらいです。どうですかうらやましいですか。でも一歩外に出ると,汗がふき出ますよ。
体育館ですが,なんと中学生が使う体育館はクーラーが効きます。でも小学校はききません。小学校が使う体育館は2階建になっています。1階は,壁がなく,体育館ではないみたいです。2階は多目的ホールと言って,天井は高くありませんが,クーラーが効きます。そこで,昼休みにドッジボールをよくします。低学年が使う体育館です。
 さて,何よりもすごいのがプールです。なんと,長さが50mもあり,ふつうのプールの3つ分ぐらいです。小プールがないかわりに大プールに床をひいて,浅くしています。まだ泳いでないのですが,水はぬるく,あまり気持ちよくないようです。2クラスがいっぺんに入ります。これは,他の小学校と同じですね。でも広さが違うので,余裕がありそうです。
 どうですか,すごいでしょう。先生もまだ知らないことはたくさんあります。また,紹介したいところもたくさんあるので,それは次回にします。忘れていました,運動場。たぶんふつうの学校がすっぽり入るぐらいの広さがあります。これも大きいです。
   


 毎日晴れていて,暑いタイですが,子どもたちはこの暑さにも負けずにしっかり外で遊んでいます。こちらの人気の遊びはサッカーです。広い運動場ですが,子どもたちでいっぱいになります。ドッジボールも人気があります。ボールは教室にあるのですが,御野小で使っているボールとは違います。サッカーは子どもたちがボールを持ってきます。とにかく,元気いっぱいに遊んでいます。みんなもしっかり遊んでね。
 













 


 バンコクには,タイの人はもちろん,いろいろな国の人が暮らしています。日本人も多いです。タイの人は,本当に気さくな人が多いです。あいさつもよくしますし,上手にタイ語が話せなくても,笑顔で答えてくれます。タイは別名「ほほえみの国」とも言われています。つまり,タイの人は笑顔を絶やしません。本当ににこやかです。また,タイの人は子どもが好きで,子どもにとってもやさしいです。赤ちゃんなどを見ると,すぐにあやしてくれます。前にも書きましたが,タイの人とは仲よくなれそうです。先生が住んでいるマンションのガードマンもとてもやさしく,にこやかです。みんなも笑顔やあいさつは忘れないでね。