海外派遣教員壮行会

平成16年3月6日(土) 岡山丸の内ルネサンス3F ジオ・ジオーノで
平成16年4月から派遣される先生方の壮行会を開きました。

今回は,4人の派遣者が全て中国ということで,赤松会長からは中国は
日本にとって益々重要な国となり,文化・芸術・経済・科学など色々な分
野での相互交流が期待されている。4人の先生方には本会に生のニュー
スを送っていただきたい。夫婦の絆を大切にし人間として成長してきてほ
しいと挨拶されました。

森淳先生は,岡山市岡南小学校
から広州日本人学校に派遣され
ます。お子様は,小学1・4・6年生
になられるそうです。140人の規
模で香港までは電車で2時間弱と
いうことです。食は広州にありとい
う言葉通り中華料理が楽しみのよ
うです。また,奥様は平福小学校
に勤務されていて,ふってわいた
専業主婦を楽しみにしているとの
ことでした。
小島鋭之先生は,岡山市操明小学
校から大連日本人学校に派遣され
ます。お子様は,1才半とまだ小さく
不健康地指定のため,国費で2年目
と3年目は一時帰国できるそうです。
奥様は,10年前に旅行で大連を訪
れたことがあり,田舎で素朴な印象
だったそうですが,今や急速に都市
化され近代的な高層ビルが並んでい
るようです。お住まいも30階クラスの
マンションだそうです。三方海に囲ま
れているので,釣りで気分転換したい
とのことでした。
延岡康明先生は,備前市香登小学校
から上海日本人学校に派遣されます。
上海は,急激に日本企業が進出して
きていて,岡山からも直行便が毎日運
行するようになっています。日本人学校
の児童生徒も急増しているそうですが,
その子ども達に自分が居心地のよい空
間を作って,不安を取り除きたいとお話
されました。お子様が4才,6才というこ
となので,一緒に学校に行くことになり
ます。本会のメンバーについて,楽しい
人ばかりで良かったという感想でした。
山根仁先生は,久米南町神目小学校
から,同じく上海日本人学校に派遣さ
れます。1600人のマンモス校となり,
教職員も100人以上いるそうですが,
自分らしさを発揮してがんばってきたい
とのことでした。阪神のファンで,これか
ら直に応援できないのが残念だけれど
も,星野前監督がいつも言っていた「迷
った時には一歩前へ」ということを実践
していきたいとのことでした。
このレストランの料理は,バイキングでした。おいしいとみなさんに好評だったよう です。本会での利用は2度目です。次に 会員からの励ましの言葉を紹介します。   
栗坂先生は,ドイツでの経験から現地での食べ物や医療には困らなかったが,教育関係の資料は不足していたので,準備して行って下さい。現地の言葉をマスターして,人との交流を大切にして下さい,と派遣される先生方にお話しをされました。
中川先生は,アメリカ合衆国での経験から,現地で病気になった場合,言葉の不自由から,なかなか受け入れてもらえなかった,また医療費が高額で,入院したら一泊40万円も必要だった。健康を第一に考えていただきたい,とのことでした。  
萱野先生は,パナマでの経験から,協調性と忍耐力が大切なこと。3年たって行ってよかったな楽しかったなとみんな思いますよ,がんばって下さいとのことでした。 
岡本先生は,香港での経験から,外国でより家族の絆が深まります。阪神タイガースのことなど日本を気にせず,日本の方は見ないで,海外でどっぷり浸かった生活をしていただきたいとのことでした。  
武元会長は,ベネッセでご活躍中ですが日本では,まだまだ中国に対する認識が甘いけれども,10年後は中国が世界をリードしている。今回4人とも,たまたま中国に派遣されることになったが,極めて重要な国に行くという認識をしっかりもって,人とのつながりを作ってほしい。私も上海には2度前任校で交流していた関係で行っている。また,今年はベネッセの視察事業が大連になっているので,よろしくとのお話がありました。