地球市民フェスタ in 岡山2005

世界を知ろう
  「子どものための国際理解講座」
  〜こんなにちがう世界の国々〜

平成17年10月30日(日) 岡山県国際交流センターで表記の会が開かれました。
最初に,尾崎達 行事部長の開会あいさつがあり,およそ30名ほどの参加者に日
本人学校から帰国した先生方による発表や各国の品物展示・試食が始まりました。

オランダのアムステルダム日本人学校小坂誠彦先生の発表では,マラソン大会が
日本の6倍ぐらいあって,参加するたびにもらったTシャツ20枚が宝物だとか,オラ
ンダ人は背が高く,平均190cmぐらいで,小坂先生は181cmだけれど自分より小
さい大人の男性を見つけるのが難しかったそうです。また,オランダは埋め立てた
国土なので,自然を大切にし,根をはって土地を強くする植物や昆虫などを採集す
ることは嫌うそうです。日本のアニメがブームでポケモンやクレヨンしんちゃんが放
送されているそうです。人々はとても親切で英語でもいいよと会話も楽で,ベルギー
やフランスなど英語しか話さないものは出て行けと言われることもある国とは違い,
このあたりも小さくて仲良くしないと生きていけない国の事情があるとのことでした。


南アフリカのヨハネスブルク日本人学校満和久先生の発表では,国土は日本の3倍
だけれど,人口は4000万人と広々した印象の国だそうです。野生動物は保護区に
いるので,出かけていて急に遭遇するということではないようです。人種差別はなく
なっていますが,貧富の差が大きく,エイズが大問題となっているそうです。岡山と
同じく晴れの国で,青空が似合いますが,オゾンホールの拡大によって日焼けを恐れ
肌を出さないようにしている人が多いそうです。公用語が11もあり,金・ダイヤモンド
プラチナなどの貴金属とグレープフルーツでも日本とつながり(貿易)が深いそうです

ポーランドのワルシャワ日本人学校田中耕二先生の発表では,ポーランド人の女性
も特別出演し,冬にはマイナス21度になったこと(パトリッツァさんはマイナス30度)
子ども達は厚くはった氷の上でスケートをして楽しむこと,大人はウォッカなどの強い
お酒で寒さをしのぐことを話されました。特にスピリタスというお酒はアルコール分が
95%で火をつける実験を見せてくれました。また,岩塩を参加者全員にお土産として
配ってくれました。塩でできた結婚式場があったりするそうです。物価が安く,にわと
りの丸焼きが180円,イチゴ1パックが50円,チェリー1kg250円ぐらいだそうです。


他にマレーシアのジョホール日本人学校鳥居恭治先生,香港日本人学校原田理恵
先生も参加し,その国のブースで説明されたり,試食を楽しんでもらったりしました。