大海研だより No17
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発 行 大阪海外子女教育・国際理解教育研究会 発行日 2003年(平成15年)2月3日(月) 連絡先 会長 増田生紀男(四條畷市立四條畷南小学校 電話:072−876−1113) 〈新年明けましておめでとうございます。昨年12月7日(土)「派遣予定者研修会」ご苦労様でした。参加者の皆様の協力で中身の濃いものにする事が出来ました。今年もよろしくお願い申し上げます。〉 |
12月7日(土)『派遣予定者研修会』に30余名参加!
大海研の2回目の活動である恒例の「国際理解教育を考えるパネルデイスカッション」を、今年度は『派遣予定者研修会』と銘打って、昨年度末に帰国された先生方からの体験報告やアドバイスをしていただく機会として昨年12月7日(土)に実施しました。派遣予定者の先生方及び奥様方13名の参加もあり、熱の入った研修会になりました。アドバイザーとしてご挨拶とご助言をいただいた大阪府教育委員会教職員室教職員人事課参事で本会の顧問をしていただいている前川新三郎先生には心より感謝申し上げます。加えて、体験報告とアドバイスをしていただいた3名の先生方にも厚くお礼を申し上げます。ご参会の皆様ご苦労様でした!
体験報告と *前メキシコ学院日本コース校長
アドバイス ・現阪南市立舞小学校校長 畑中 義治さん
*前ハンブルク日本人学校教諭
・現吹田市立第二中学校教諭 武田 真幸さん
*前香港日本人学校代埔校教諭
・現大阪市立瓜破東小学校教諭 的場 弥生さん
あいさつ 大阪府教育委員会教職員室教職員人事課参事 前川 新三郎 先生
司会は本会の泉南ブロック幹事である松居秀幸が担当しました。会長の増田からのあいさつに続き、府教委教職員人事課参事で本会の顧問を引き受けていただいている前川新三郎先生から派遣予定の先生方への期待と励ましと若干の注意がありました。また、大阪からの派遣教員が世界各地で大いに活躍している様子をお話下さり、派遣予定者へのエールを送ってくださいました。 派遣先は未定ですが、年が明けると間もなく始まる筑波の研修に向けた心構えをしっかりさせていただきました。
参加者の皆さんに会場でアンケート取り、アドバイスをする3名の方のお話を、次のようにポイントを絞って会を進めました。
・健康問題 :出国前に悪い所は治療しておく
予防接種は国によってしておかなければならない内容が異なる
医療保健には加入しておくべし
ストレス解消法を身につけておく など
・準備する教材 :派遣先で使えそうな教材はPCのハードディスクの中に入れて行くと
コンパクトで便利(但し学年配当はギリギリまで決まらない)
異国で日本を感じさせる音楽なども持っていくと運動会などのイベント
の時に役立つことが多い など
・PC事情 :自分のパソコンは必需品である
メールでのコミュニケーションは大変有効
デジカメ,デジタルビデオ,パソコンは3点セットである
電圧が不安定な国ではコンデンサーが必要になる
一日の仕事の始めはメールチェックからということになる
バックアップ用にパソコンを2台持って行く人もいた など
・派遣先での仕事内容および人間関係づくり
:日本人学校は「私立学校」であることを肝に銘じておくこと
保護者との関係はシビアである
狭い世界での人間関係なので,一度壊れると修復が難しい
家族への気配りも大切
職員会議の位置付けを知っておくこと
年次で役割が決まることが多いので,役職と年齢が逆転することが
しばしばある(大阪の教員はどこでも良く動く)
奥さん同士の人間関係は中々難しいので配慮がいる など
国際理解教育実践交流会のご案内
日 時 平成15年2月15日(土) 9:30〜12:30
会 場 大阪市立西中学校 1階 多目的室(地下鉄鶴見緑地線「大阪ドーム前千代崎」駅下車 2番出口上がる左へ50m)
テーマ 「小学校での英語活動をどう進めるか―――
―――堺市と島本町の試みから考える」
発表者 堺市立榎木小学校教諭 小島 敏子 先生
島本町立第二中学校教諭 飯尾 浩子 先生
同 ALT ジョットスワループ・バワ 先生
アドバ 河内長野市立天野小学校教諭 梅本 多 先生
イザー