大海研だより No23

 
 発 行   大阪海外子女教育・国際理解教育研究会
 発行日   2004(平成15年)9月17日(金)
 連絡先   会長 増田生紀男(四條畷市立四條畷小学校
                         電話:072−876−0085)
<本年度の近畿ブロック国際理解教育研究会は京都大会の年です。10月23日(土)13:00〜京都テルサでの大会に、是非ご参加ください。>

31回全海研大会・京都大会(823日)

全国から研究者が集い、充実のうちに幕!

      
    実践報告をする大海研の平井先生・久保先生 

「世界をひらきつなぐ教育をめざして」という大会主題を掲げて開催された、全国海外子女教育・国際理解教育研究大会・京都大会は1日目午前の4分科会(「海外教育」「共生教育」「国際教育」「英語・多言語」)における16本の事例発表と、午後のシンポジウム。2日目午前のテーマ別分科会(「子ども」「ことば」「学校」「世界」)での8本の報告と、午後のトーキングテーブルというプログラムで行われました。全国から約400人の参加者があり、盛り上がりと充実感のある大会となりました。

 この大会で大海研からは、3本の事例発表(いずれも「海外教育」)と1本のテーマ別分科会「学校」での報告を行いました。実践発表者・報告者とテーマは以下のとおりです。

平井義弘先生・・・デュッセルドルフ日本人学校での職業体験学習「Hataraiten Arbeiten
久保康子先生・・・ジャカルタ日本人学校での「現地理解教育に基づいた総合的な学習」
山本章先生・・・・在外教育施設での教育改革(ご都合で資料のみの発表となりました。)
田生紀男会長・・・昨年度近畿ブロック国際理解教育研究会・大阪大会の会場校として
           国際理解教育研究発表会を実現すべく努力しながら考えたこと


大海研主催「帰国報告会」

    40名を超える参加者で賑う!

「昨年度末帰国した派遣教員がホットな情報を提供します」をキャッチフレーズに平成10年度から再開した本会主催の帰国報告会を911日(土)午前9時半から開催しました。5人の帰国教員(いずれも日本人学校)からの帰国報告がありました。40名を超える参加者は、熱心にメモを取りながら聞き入っておられました。また、質問も次々に出され、予定よりも20分ばかりオーバーして3時間を超える帰国報告会は充実した内容で閉会しました。会場の大阪市立西中学校の多目的室をご提供いただいた学校関係者の皆様に感謝申し上げます。

また、その後、帰国された先生方を囲んで、「帰国歓迎会」を大阪ドーム内のビア・レストランで行い、それぞれの帰国教員から帰国後に感じた逆カルチャー・ショック等、ざっくばらんな交流のひと時を持つことができました。そして、新しい会のメンバーとしてご活躍いただけることを心強く感じた次第です。以下に帰国報告会の様子を写真でお知らせいたします。

   
   
毎熊先生(アブダビ・アラブ首長国連合) 岡田先生(サンチャゴ・チリ)

  
   鈴木先生(大連・中国)    高松先生(チューリッヒ・スイス)

  

左:南出校長先生(ソウル・韓国)
中:(財)海外子女教育振興財団関西分室の山下相談員からの挨拶
右:本会の日高副会長からお礼の挨拶