大海研だより No23 |
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第31回全海研大会・京都大会(8月2・3日)
全国から研究者が集い、充実のうちに幕!
実践報告をする大海研の平井先生・久保先生
「世界をひらきつなぐ教育をめざして」という大会主題を掲げて開催された、全国海外子女教育・国際理解教育研究大会・京都大会は1日目午前の4分科会(「海外教育」「共生教育」「国際教育」「英語・多言語」)における16本の事例発表と、午後のシンポジウム。2日目午前のテーマ別分科会(「子ども」「ことば」「学校」「世界」)での8本の報告と、午後のトーキングテーブルというプログラムで行われました。全国から約400人の参加者があり、盛り上がりと充実感のある大会となりました。
この大会で大海研からは、3本の事例発表(いずれも「海外教育」)と1本のテーマ別分科会「学校」での報告を行いました。実践発表者・報告者とテーマは以下のとおりです。
平井義弘先生・・・デュッセルドルフ日本人学校での職業体験学習「Hataraiten Arbeiten」
久保康子先生・・・ジャカルタ日本人学校での「現地理解教育に基づいた総合的な学習」
山本章先生・・・・在外教育施設での教育改革(ご都合で資料のみの発表となりました。)
増田生紀男会長・・・昨年度近畿ブロック国際理解教育研究会・大阪大会の会場校として
国際理解教育研究発表会を実現すべく努力しながら考えたこと
大海研主催「帰国報告会」
40名を超える参加者で賑う!
「昨年度末帰国した派遣教員がホットな情報を提供します」をキャッチフレーズに平成10年度から再開した本会主催の帰国報告会を9月11日(土)午前9時半から開催しました。5人の帰国教員(いずれも日本人学校)からの帰国報告がありました。40名を超える参加者は、熱心にメモを取りながら聞き入っておられました。また、質問も次々に出され、予定よりも20分ばかりオーバーして3時間を超える帰国報告会は充実した内容で閉会しました。会場の
また、その後、帰国された先生方を囲んで、「帰国歓迎会」を大阪ドーム内のビア・レストランで行い、それぞれの帰国教員から帰国後に感じた逆カルチャー・ショック等、ざっくばらんな交流のひと時を持つことができました。そして、新しい会のメンバーとしてご活躍いただけることを心強く感じた次第です。以下に帰国報告会の様子を写真でお知らせいたします。
毎熊先生(アブダビ・アラブ首長国連合) 岡田先生(サンチャゴ・チリ)
鈴木先生(大連・中国) 高松先生(チューリッヒ・スイス)
左:南出校長先生(ソウル・韓国)
中:(財)海外子女教育振興財団関西分室の山下相談員からの挨拶
右:本会の日高副会長からお礼の挨拶