2011.09.19.平成24年度以降派遣希望者研修会参加者の皆様から頂いた評価と感想文

 

<たのしかったか度>の5段階評価

5:とてもおもしろかった          ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (19)

4:おもしろかった                           ☆☆☆☆☆  (5)

3:おもしろくもつまらなくもなかった                         (0)

2:つまらなかった                                  (0)

1:とてもつまらなかった                               (0)

平均値約4.8,中間値5 100点換算で96点になります。

 

<ためになったか度>の5段階評価

5:とてもためになった          ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (20)

4:ためになった                             ☆☆☆☆  (4)

3:なんともいえない                                 (0)

2:よくわからなかった                                (0)

1:ぜんぜんわからなかった                              (0)

平均値約4.8,中間値5 100点換算で97点でした。

 

          <たのしかったか度><ためになったか度>のいずれにも,5月28日実施の「総会+帰国報告会」に続いてとても高い評価を頂きました。ありがたいことです。参加者は65名でした。そして,スタッフを除く参加者の46%から感想をお寄せいただくことができました。

          今回,運営に関して2つの重点を設定しました。

・ 一つ目は,講義スタイルのお話は1時間に絞り,小グループでの話し合いの時間と,パネルディスカッション形式での全体会におよそ1時間半を掛けるという構成で行ったことです。

・ 二つ目は,女性の経験談を聞きたいという要望に応えて,5名を超える女性の派遣経験者に参加をしてもらったことです。

          一つ目に関しては,講師お一人あたりわずか20分という時間しか割り当てられません。講師の数を絞るという選択肢もありましたが,多面的な内容とすべく3名体制を取りました。結果的に,優れた講師に恵まれて,論点を絞った質の高いお話を伺うことができました。二つ目に関しても,「同僚との人間関係をどう築くか」というこれまでにない視点からの話が聞けました。

          グループ討議も大いに盛り上がり,ほとんどのグループが30分間の予定を超えて次の休憩時間も費やしての話し合いとなっていました。パネルディスカッションでは,その前に行われたグループ討議で出てきた話題や質問事項を板書した段階で,「あぁ,それね。」「うん,うん。」という感嘆の声が聞こえ,関心の高さが伝わってきました。

          5月の,(府の筆記試験直前講座とでも言えそうな)研修会に比べて,笑顔が印象的な会となりました。会場を提供いただきました,八尾市立志紀小学校の皆様に感謝申しあげます。

          いただいたご意見に対する,会としてのお返事は以下の文中に書き込みました。ご覧ください。

 

◇研修会を振り返って。(派遣希望者の声)

          本日の研修会では,疑問や不安に思っていることを聞けたことや,多くの方が教育に対する情熱を持たれているということ,そして,何よりも世界にはさまざまな環境で学習をしている子供たちがいるということを改めて感じたことなど,私にとってとても良い刺激を受けた日でした。今日いただいたお話や資料をもとに,これからのことをじっくり考えていこうと思います。

          貴重な報告も聞け,また,色々な質問に答えてもらえる機会もあり,とても有意義だった。来て良かった。元気をもらった。

          先日,文部科学省の試験を受けた。「もし,来年度即派遣となったら・・・」ということを考えると,今回の研修会では,大変有益な情報を得ることができたと思った。

          海外に行く楽しみ,心構えができた。来年度,ぜひ試験を受けてみたいと思った。貴重な話が聞けてありがたかった。

          派遣先での苦労ややりがい等を実際に行かれた方から聞くことができたこと,また,試験での選考基準の話を聞けたことはとても良かった。

          具体的な話がいろいろ聞けたことがとても良かった。帰国された方の話はわかりやすく,自分が派遣や試験に向けて準備しておくべきことは何なのかが分かってきた。来年ぜひ試験を受けようと思った。

          何も予備知識がない中での参加だったが,今回1回の研修で多くのことを知り,考えることができた。自分がしたいこと,できることを考えながら研修することができた。

          貴重な話が聞けた。来年度の試験に向けて頑張ろうと強く思った。10月の会(滋賀大会)も参加して勉強したいと思う。

          海外派遣への期待と不安を感じた。さらに学びを深めて,次年度チャレンジしてみたい。

          様々な不安も出てきたが,魅力も教えて頂いた。とても勉強になった。

          採用までの流れが理解できた。体験なども聞けたのがとても貴重だった。

          実体験を聞けることは大変貴重であった。ありがたい。

          実際に派遣された人の想いや経験を聞けたことが良かった。また,どんな質問にも答えて頂けたので,とてもためになった。海外で働くイメージを持つことができた。

          もうすこし帰国された方の話を聞きたいと思ったが,グループ別の時に個人的に聞きたいことを聞ける場があり,詳しく話が聞けて良かった。

          グループ別の時に質問がたくさんできたので,派遣の中味がよく分かった。また,面接時の留意点がよく分かった。ありがたかった。

          具体的に経験した先生方の話を聞くことで,自分の課題も明確になった。不安もまだまだあるが,自分で調べるすべも教えていただけたので,活用していきたい。今回の研修会の流れはとても良かった。

          海外での仕事内容,生活,選考について等,実体験をもとに話が聞けてとても勉強になった。

          昨年度も,この研修会に参加した。今回も,体験された話や自分が聞きたかったことを直接質問できる場があったので良かったと思う。これからのこの研修会に参加し,しっかりと試験の準備をし,挑戦したいと思う。

          具体的な話を聞けた。毎年同じようなQ&Aのコーナーがあるのなら,その代表的な質問と答えを冊子やプリントなどで頂けたらありがたい。

→ これまで,資料としてお配りしてきました。しかし,文部科学省のホームページによく整理されたもの(「日本人学校・補習授業校への教員派遣制度Q&Ahttp://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/004/008.htm)が掲載され始めたのをご存じでしょうか。そこで,本会の資料は一定の役割を終えていると判断しています。また,任地によって状況は様々です。やはり研修会においでいただいて,あるいはお近くの大海研会員に直接お尋ねいただきたく思います。詳しくは事務局までメールでお問い合わせください。daikaiken@rinku.zaq.ne.jp

 

◇派遣経験者の声

          久しぶりに日本人学校で活躍された先生方のお話を聞くことができた。帰国後は,勤務校の校務に追われ,なかなか参加できなかったが,今回,現地での報告を聞いて元気をもらった。

          本当に参加して良かった。2002〜2005年まで,香港日本人学校に勤務し,今度は,特別支援教育の立場から行きたいと考えている。今回を機会に,国際理解教育研究会に入り,少しでも役立ちたい。

          (平成元年の派遣経験者)昔,事務局の仕事をしていたことがありますが,懐かしいです。大海研の役員の先生方,準備ありがとうございました。発表者の先生方,貴重なお話,ありがとうございました。

          グループ別のお話は,具体的な話が聞けるのでとても良かった。素晴らしいアイデアであった。

 

◇選考試験について

          試験の内容を,派遣時のものでなく,去年,今年の内容も聞けたら嬉しい。

→ これにつきましては,5月の研修会で扱いました。来年も同時期に行う予定です。