2012.09.17.参加者の皆様からいただいた評価と感想文

<たのしかったか度>の5段階評価    ☆=2                             

5:とてもおもしろかった                   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  (44)

4:おもしろかった                             ☆☆☆☆☆☆☆☆  (16)

3:おもしろくもつまらなくもなかった (1)

2:つまらなかった                           (0)                          

1:とてもつまらなかった                 (0)

平均値約4.7,中間値5 100点換算で94点になります。高い評価をいただきました。

*講師や話題提供者から「参加者の真剣なまなざしが強く心に残った。」という声がでています。おもしろかったかと問われて,ふと考え込んだ方もあったようです。「経験された方のお話でしたので『現実』として真剣に重く受け止めました。」(評価3)というご意見をいただきました。

 

<ためになったか度>の5段階評価

5:とてもためになった                  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  (48)

4:ためになった                              ☆☆☆☆☆☆  (13)

3:なんともいえない                      (0)

2:よくわからなかった                   (0)

1:ぜんぜんわからなかった             (0)

平均値約4.8,中間値5 今回も100点換算で96点にもなりました。

2004年から形態に様々な工夫を加えながらで研修会を開いてきましたが,今回初めて「話が短か過ぎた」という声がありませんでした。それぞれの方にご無理を申しながらも,時間枠を目一杯使い切ったと考えてよいのではないでしょうか。わざわざ東京から参加してくださった方が「また参加したい。」と書いてくださったのも嬉しかったです。

*その分,資料として提供した『帰国報告集』の内容についてふれる時間が取れませんでした。手前味噌な言い方ですが,どれも力作ばかりです。5月の帰国報告会で語り切れなかった内容が,これまで同様に様々な角度から綴られています。(ただ,バックナンバーは昨年度まででほとんど無くなりました。数冊のみ在庫があります。)

*研究団体としては『帰国報告集』の内容をいかに磨き上げていくかが課題です。これについては,会員の皆様のご意見と自主的な研究活動の交流が必要です。大阪は派遣経験者が多い分,伝えたい,お役に立ちたいという気持ちをもった方はたくさんあります。

*今回,総勢95名の参加でにぎやかな会となりました。その6割を超える方が感想を残してくださったことも画期的です。これまでの2倍です。会を盛り上げてくださったのは,参加者お一人おひとりです。会場を提供してくださった,長堂小学校,そしてあれやこれやと業務外なのにお世話をしてくださった同校の管理員さんにお礼を申しあげます。


 

感想文     (紙面の都合で全文掲載できませんでした。お許しください。)

 

今回は参加できて嬉しかったです。もっともっと勉強していこうと思いました。前向きに受験を考えたいです。

☆充実した時間が過ごせてよかった。

☆日々の自分の実践を振り返り,できるのではないかという思いを持ちました。

☆資格より意欲という言葉や具体的な内容が聞けて,受験に向けてより意欲が沸きました。

☆派遣教員にぜひなりたいという気持ちが強くなりました。

☆ぜひその環境に身を置きたいと思いました。

☆自分自身でもしっかり情報収集していきたいと思います。

 

今できること,現地の子どもたちに何をしてあげることができるのかなど,改めて考えたいと思いました。同じ夢をもつ先生方にたくさんお会いでき良かったです。

◇海外にルーツを持つ子は,思春期に心が揺れることがあると思います。そういう揺れによりそい導けるようになりたいと思いました。

◇海外に住むことを余儀なくされた子どもたちに何ができるのか,それをはっきり答えられるようになれば,初めて子どもたちの前に立てるのだと思いました。

◇海外にいる子どもたちとしっかり向き合う時の自分の気持ちの置き所を整理することができました。

 

希望者としてもう一度自分を見つめ直し,まず,今を大切にがんばっていこうと思います。

雑務一つも子どものため。ムダなことはない!!この言葉でまた明日からの仕事にがんばれそうでした。(^_^)

明日から,戸締まり,連絡帳,お手紙を今以上に気を引き締めて行えそうです。目の前の仕事を一つずつていねいにしていきます

改めて今日の前にある仕事をきちんと取り組む大切さを知りました。普段の生活がきちんとできていないと現地での生活もできないと改めて気付きました。

大変さやおもしろさを知ることができたことはもちろんですが,明日から自分がどのように現場で取り組んでいくべきなのかを教えていただけたように思います。

今の自分の仕事に全力でとりくみたいと思いました。

目の前の仕事に全力でがんばることを励まされました。

日々の学級経営をしっかりしよう,と改めて覚悟を持つことが出来ました。

今まで以上に足下の実践を大切にしていきたいです。

今あることをしっかり行い,求められる人材として派遣を目指したいです。

自分が行ったときのシミレーションができたのが大きな収穫でした。その中で,自分の力が発揮できるように準備していきたいです。

自分にできることを一つでも増やしていきたいと思います。

今もらっている仕事に真摯に取り組み,夢に向けて努力したいです。

 

 

何もわかっていなかった私にとって,どの情報も非常に勉強になりました。

派遣国の近代史,小学校・中学校で自分が担当する教科の教材研究など,出国前にやらなければならないこと,また受験に対する心構えを聞くことが出来て勉強になりました。

実際に声を聴けることは,本やインターネットで入手できる情報とは異なる大きな価値がある実感しました。

質問したことへの答えを丁寧に返してくださった。

研修会の進め方として,研修を受けるものが主体的に取り組む工夫がされていた。内容もとても参考になりました。

ポスターセッションや小グループでの話の持ち方は,自分が聞きたいことをより詳しく聞くことができてよかったです。

ポスターセッションやその後の討議で個人的に伺えたことがとてもよかったです。

ポスターセッションでは,細かに説明を聞くことができてとても勉強になりました。

ポスターセッションは色々な視点から話が聞けたのでとても良かったです。

ポスターセッション,グループ討議では,具体的なお話が聞けて,イメージが湧きやすかったです。

講演の内容は,派遣を希望している今の自分をふり返ったり,気持ちを整理したりできる内容でした。

 

実際に派遣されていた方のお話は,自分の甘さも考えさせられ,さらに努力しようと思いました。

今年は,○○の選考で×でした。次へのチャレンジに向けていい勉強をさせていただきました。

思っていた以上に,大変さもよくわかった。経験談をいろいろ聞かせて頂いてとても役立ちました。ためになった。

良い話だけでなく,苦労話も聞く機会をいただけた。自信を持ってすべてに臨むためにも,今,目の前にある自分の役目をはたす事がまず必要なのだという事を,改めて考えさせられた。

行ってみたいという気持ちは強くなりましたが,現在の自分の能力では難しいこともわかりました。明日からは目の前のことを一つずつしていきたいと思います。

 

お忙しい中,充実した研究会を設定していただきありがとうございました。

様々な形態での研修会を企画していただき,多くのお話を聴くことができてありがたかったです。教員として,いつか日本人学校で子どもたちのために・・・!!  と思っていた,その思いがやっぱり強まりました。熱い思いをもって,是非。どこかで待ってくれている子どもたちのために,今やっている教育を大切にしながら,いつかその子どもたちの前に立ちたいです。がんばります。

今年度受験しました。本日の研修を受けて,さらに,派遣の希望が高まりました。清水氏の講演では,派遣教員に求められることが再確認でき,また,現在,若年の駐在,国際結婚によってその子どもの第一言語の抽象化の課題があること,現地校やインターナショナル校との競争があるということを知りました。次のポスターセッションでは,派遣前の準備,現地での生活について金銭的なことや医療関係のことをお話ししてくださったのがありがたかったです。今日のお話で,自分がまだ分かっていないことがたくさんあるということことに気付かされました。今後も情報を集めながら学んでいきたいと思います。絶対,派遣教員として,現地の子どもや保護者の力になりたいと思いました。ありがとうございました。

 

小グループセッションをもう少しとっていただきたかった。

実際に行かれた先生に知り合いがだれもいない私にとって,具体的な現地での話を聞かせていただき本当に良かったです。本当に行きたいので,試験対策なんかもしていただけたらうれしいです。

全て必要な話だったと思います。昔に行った方の話もいいのですが,若干変わったこともあると思うのでその辺り最新の情報を共通でお話していただけると嬉しいです。

前もって質問事項をHPに記入して答えていただく場があってもいいのかなと思います。

 

今回,915分に始めて1225分終了でした。係は715分から準備を始め,終了13時です。休日に手弁当でする会としてこれ以上は難しいですね。となれば,研修会をもう1日増やすか…。それよりは,日々の情報交換でどうでしょう。派遣教員のコミュニケーション力不足も言われているところですが,SNSはどうですか。事務局長はFacebookのご用意があります。

 

帰国直後の教員を集めるのもなかなかと難しい仕事です。最近はこの研修会から巣立って派遣された方が,恩返しにと来てくださるようになりました。これから派遣される方がネットワークを組んでくださり,帰国後も声を掛け合って後輩を育ててくださるのが理想です。そうすれば,年嵩のものの出る幕がなくなるでしょう。

 

おおっぴらに試験対策と言えない事情はお分かりいただけるでしょう。なぜなら,面接官経験者があの中にも複数居たのですから。しかし,5月の会はその内容を含み込んでいます。

 

事前に質問を集めるのはよいことです。これまでも,開会時に集めてそれをもとに話をするという形態を何回か取りましたから。ネットを使う方法も検討できます。しかし,それをだれが整理するかが問題です。今は役員が自分の生活時間を削ってやっています。あなたの協力があれば実現できるかも知れません。会員となって協力してください。



                                                             会場いっぱいの皆様:ポスターセッションより


「お子さんは見ときますよ。お話聞いといてください。」 
                                    = 講師もすれば,子守りもする。何でもするのが派遣教員 =