2013.09.16.派遣希望者研修会       参加者の皆様から頂いた評価と感想文

<たのしかったか度>の5段階評価

5:とてもおもしろかった         ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (31)

4:おもしろかった                                           ☆☆☆☆☆☆ (6)

3:おもしろくもつまらなくもなかった                                 (0)

2:つまらなかった                                                       (0)

1:とてもつまらなかった                                               (0)

不明 5

平均値約4.8,中間値5 100点換算で97点になります。

 

<ためになったか度>の5段階評価

5:とてもためになった   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(34)

4:ためになった                                                                   ☆☆☆(3)

3:なんともいえない                                                             (0)

2:よくわからなかった                                                              (0)

1:ぜんぜんわからなかった                                                         (0)

不明 6

     平均値約4.9,中間値5 100点換算で98点でした。

 

     <たのしかったか度><ためになったか度>のいずれにも,とても高い評価を頂きました。日本付近で発達しながら北上,しかも進路の北東側で大雨を降らせるという非常にまれな性格を示した台風19号。各地の被害も甚大でした。その影響で大荒れの天候の中,たくさんの方にお集まりいただいて実施した研修会でした。来賓・講師の皆様も交通機関の不通をものともせず駆けつけてくださって定刻通りの開催となりました。参加希望者の中にもどうしても都合が付かなくなった等の丁寧な欠席連絡をくださった方が10名程いらっしゃったことが印象的でした。もちろん安全には十分な配慮の上,多少の困難は乗り越えて,所期の目標達成を目指すのは派遣教員ならではのことだとの感慨を新たにしました。

 

     参加者総数は64名でその内スタッフが10名でしたから,69%の参加者が感想文を残してくださったことになります。ご協力に対してお礼申しあげます。

 

感 想 文 

新鮮・解決・大変参考に・勉強に・今後に役立つ・よかった

     すごく興味を持っていたのですべてが新鮮でした。またこのような会があれば参加したいです。

     わからなかったことがこの研修会で解決しました。また,参加したいです。

     現地の取り組み,生活などいろんなお話を聞け,大変参考になりました。

     日本人学校での校務の内容や生活の情報など話を聞けてとても勉強になりました。

     5月にも参加しましたが,赴任する学校によって規模も環境も全然違うことがよくわかりました。今後に役立つ話をたくさん聞くことができました。

     現在,文部科学省の面接の結果を待っています。様々な不安がありますが,準備のことや仕事内容のことが聞けてよかったです。

 

具体的・生の声

     半日という時間でしたが,多くの先生から具体的なことを聞けてとてもよかったです。

     以前から興味がありました。今日は具体的なことが聞けてよかったです。

     とても具体的ですごく良かったです。

     現地の先生の話,帰国した先生の話がとてもよかった。

     インターネットにはない生の声を聞くことができて本当に良かったです。

     実際に日本人学校に行かれた先生方の様々な経験を聞くことができ,大変勉強になりました。

     書籍などでは知ることができない生の声が聞けて本当にためになりました。まずは,試験に向けてがんばりたいです。

 

求められる力・自分の課題・学んだこと

     在外教育施設派遣教員として求められる力をつけていきたい。

     今回は生の声が聞けて,海外でのイメージが少しわいてきました。自分の課題も見えてきたので,新たに目標を立ててがんばっていきたい。

     たくさん質問ができ,仕事・生活のことのイメージができました。授業力・コミュニケーション力の大切さがよくわかりました。

     様々な学校の様子を聞いて日本人学校で勤務する魅力とあらゆる困難に立ちむかうために心にとめておかねばならないことを学ぶことができました。

     インターネットや他の情報以上に現地に行かれた先生の話が充実していて良い刺激になりました。

     各先生方が身に着けた力を活用し,外国で臨機応変に対応している姿に日頃の実践にもっと励まねばならないと思いました。

     橋爪先生・金築先生ともに生き生きとした話し方で日本人学校の厳しさを教えてくださり本当によくわかりました。大変なことがあるのは当然,でも,子どもたちのためにがんばれば,その大変さをこえる楽しさややりがいが見えてくるんだということを今日教えてもらえたような気がします。

 

厳しい・気持ちが引き締まる・ますます行きたい気持ち

     パワーポイントの発表の中で今まで知らなかった厳しい一面も聞くことができためになりました。これから,

     どの日本人学校でも共通して大切にしなければならないことやそれぞれの学校で大きく違うことが実際にいかれた先生方の話で伝わってきました。

     昨年度から毎回参加させていただいていますが,参加するたびに気持ちが引き締まる思いになります。来年の試験に向けて勉強しようと思います。

     厳しい話を聞いても「ますます行きたい気持ち」が膨らんできました。

     イメージしていた以上に生の声がきけ,厳しさのある声も聞けたのが良かったです。

 

わかりやすかった・自分もがんばろう

     現地での生活の様子,学校行事,学習面,具体的でとてもわかりやすかったです。とても大変勉強になりました。

     スカイプで生の声を聞けるのは実感がわいてとても素晴らしかった。ポスターセッションでは,より身近に話を聞くことができました。

     現地での実践報告では,現実の厳しい話を聞かせていただけてよかったです。ポスターセッションは,3つの項目に分かれていて,どのコーナーでも充実した内容の話を聞くことができました。とてもよかったです。

     初めて参加しましたが,インターネットでは知ることができない話がたくさんあり,とてもためになりました。採用のことについてもう少し知りたいです。

     「スカイプでの報告」はとてもユニークな発想でよかったです。実践報告にも,実践者の声に勢いがあり,自分も頑張ろうという気になってきました。

 

ありがとう

     「赴任するまで・帰国後」について具体的に,多面的に話を聞くことができたのでとてもよかったです。講師の先生方,事務局の先生方ありがとうございました。

     本日は貴重なお話をありがとうございました。ポスターセッションもあり,質問しやすかったです。また参加したいと思います。

     このような機会を本当にありがとうございました。

 

お役に立ちたい

     若い派遣者の先生が多く,その熱意が伝わってきました。H14年度に派遣されたとき,大変お世話になっておきながら帰国後なかなか恩返しできていませんでした。時間,気持ちにようやく余裕も出てきました。少しでも役に立ちたいと思います。派遣希望者の不安・質問に答えてあげることが時間的にもっとあればと思いますが,今年の運営(3分科会)はとても有益だったように思います。

 

ご提案

     在外教育施設に行ってからの話もためになりよかったですが,行くまでの書類や面接などの話を聞きたかったです。いくために,受かるために何をすべきか,自分の思いを形にするために準備すべきことなどを聞きたかったです。

     毎回たくさんの情報をありがとうございます。ますます派遣への気持ちが高くなってきました。その年その年の採用者(市・年齢・男女比・等)の情報があると受験者には一つの励みになります。ご検討ください。

 

*事務局より*

◇貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。皆様からのご指摘で,運営方法を「今回よりも次回」「次回よりもまたその次」という具合に改善していくことができます。

◇現地で待つ子どもたち・保護者の期待に応えられる人を送ろうと文部科学省は考えます。帰国後地元に経験を還元できる人を送ろうと大阪府・大阪市・堺市は考えます。教員の海外派遣にあたって一人あたり1年間でおおよそ一千万円がかかるのですから,「行きたい人より行かせたい人」を選びます。あなたは「行かせたい人」の中に入る自信をお持ちですか?

◇大海研の研修会は各回の目標を絞り,年間3回で構成しています。そこまで待てないという方は,派遣経験者に直接お尋ねになるのがよいでしょう。

 *9月の派遣希望者研修会:これから派遣について考えてみようかという方の疑問に答える。グループ討議については,仕事・現地生活・健康安全というようなカテゴリーで行い,派遣希望者が全般的な話を聞けるように工夫する。さらに,単身での派遣者や妻帯者という部門ができるとよい。その条件に適う経験者が集まることが前提なので,帰国者の自覚と協力に期待する。

*(10月26日の近畿ブロック国際理解教育研究会:今年度は和歌山市で実施。現地理解・多文化共生・国際理解の3分科会での研究が基本。見聞を広げるのに最適。8月に全国大会があるが,全海研会員であることが参加要件。)

 *2月の派遣予定者研修会:派遣が決まった方とご家族の不安を和らげ,派遣教員生活への展望を拓いていただく。グループ討議は,大陸別(任地が近い方のグループ)での情報交換を行う。今年度は壮行会の実施方法を見直し,この大陸別相談会の時間をさらに充実させる。派遣希望者の参加も可能。

*5月の帰国報告会・相談会(今回):帰国者が体験談と今後の展望について思いの丈を話す。グループ討議は受験希望者から個別に相談や質問を受けることができるように工夫する。

◇採用者=合格者の情報はたしかに貴重です。ただし,これは公表されておりません。派遣希望者の立場でその情報を得るには,帰国報告集の巻末にある帰国教員の一覧から推測することでしょうか。大海研の役員・理事を数年続けているものであればある程度の傾向をお話しすることができるでしょう。

◇休日や帰宅後の時間を使って活動している,全くの手弁当での研究会です。近畿や全国の都道府県との共同研究もあり,年3回の研修会実施で実際のところ手一杯です。さらなるサポートはお近くの役員・理事と直接におつなぎすることで進めてきました。ご希望の方は,事務局宛ご連絡ください。