海外子女教育振興財団は、海外子女教育と帰国子女教育を応援します 財団法人 海外子女教育振興財団 専務理事 中村 雅治 |
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92号巻頭言(2011年1月20日発行) | ||
・ 海外子女教育振興財団とは |
・ 質の高い教育相談 これから海外に派遣される駐在員家族にとって、なによりも大切なことは、未知の国への不安を解消して、前向きな希望を持って旅立つことです。当財団は、お子さんが安心して海外で教育を受けられるよう、教育に関する最新情報をもとに海外子女・帰国子女教育専門の教育相談を実施しています。赴任時のみならず帰国時の国内情報についても、個別面談による相談(東京・名古屋・大阪)に加え、海外や遠隔地からの電話・FAX・ホームページからの相談にもお応えしています。現地教育事情や帰国後の進路選択から特別な配慮を要するお子さんの教育など、最新の情報をもとに経験豊かな教育相談員が丁寧に相談に応じますので、これから赴任或いは帰任されるご家族に是非ご紹介ください。 ・ 教材整備・教材斡旋の利用 当財団では、日本人学校・補習授業校・私立在外教育施設に対する運営支援として、毎年、文部科学省からの補助金により、学校が希望する教材の手配、送付を行っています。また、その他の教材・備品・事務機・消耗品などを、在外教育施設の希望に応じて日本国内で調達してお送りしています。 以上は、当財団が実施する事業のほんの一部に過ぎませんが、これから海外へ出国する、或いは既に帰国された先生方に直接関連のある事業をご紹介させていただきました。その他の事業につきましては、当財団ホームページ(http://www.joes.or.jp)をご覧ください。皆様のお役にたてる事業や情報がきっと見つかると思います。 ・ 海外に赴任される先生方に期待します 最後になりましたが、本会報が発行されるのが、政府派遣教員赴任前研修の時期とのことですので、これから海外に赴任される先生方にひとことエールを送ります。 赴任期間はあっという間に過ぎていきます。1年目から子どもたちの教育に全力で当たってください。子どもたちは日々成長し、待っていてはくれません。異文化の中で七転八倒し、新しい自分と出会い続ける教師からこそ、子どもたちは多くを学びます。日本人学校或いは補習授業校で学んだ子どもたちが、生涯の宝となるような体験をいっぱい残せるよう皆さんの活躍に期待します。海外子女教育振興財団は、そんな皆さんを強力にバックアップさせていただきます。 |